日誌

陸上部ー分析会

「自分」を解剖し、理想を描く。動作分析会を実施しました!


春のシーズン開幕まであと3か月。冬の厳しいトレーニング中ですが、技術の精度を極限まで高めるため、 先日自分たちの動きを徹底的に見つめ直す「動作分析会」を実施しました。

ただ闇雲に走るのではなく、自分の体をどう操るか。その「解剖図」を自分たちで作り上げる、濃密な時間の様子を紹介します。

1. 連続写真で「現実」を直視する
まずは、各自の走行や跳躍の動画から連続写真を作成しました。 「自分ではこう動いているつもり」という感覚と、実際の映像には必ずズレが生じます。その小さなズレが、タイムや記録を左右する大きな壁となります。普段は、スマホ一つでスローで動作を見ることはできますが、 コマ送りの写真にすることで、接地の一瞬、空中での姿勢、腕振りの角度など、普段は意識しきれない細部まで客観的に分析しました。

2. 他者からのフィードバックで「死角」をなくす
次に、作成した連続写真をもとに部員同士で意見を交換しました。 自分一人では気づけなかった癖や、逆に「ここは良い動きをしている」という強みを、仲間の視点を借りて浮き彫りにしていきます。互いにアドバイスし合うことで、チーム全体の視座を高める機会となりました。

3. 「スティックピクチャー」で理想を脳内に描く
今回の分析会のハイライトは、自分の「理想の動き」をスティックピクチャー(棒人間)で描くというワークです。

なぜあえて簡略化した図を描くのか。それは、「自分の脳内で、腕、脚、関節、そして姿勢がどのように連動しているか」を正確に理解するためです。

関節の角度は何度か?
重心はどこにあるか?
どのタイミングで力が伝わっているか?
これらを一本一本の線で表現することで、理想の動きを単なる「イメージ」から「確かな設計図」へと落とし込んでいきます。

春のシーズンに向けて
「分析」は、実際の動きに結びついてこそ意味があります。 今回作り上げた「理想の設計図」を、これからの練習でいかに自分の体に馴染ませ、練度を高めていけるか。

頭で理解し、体で体現する。 この冬の成果を、春のトラックで証明するために。私たちはこれからも、一歩一歩、論理的に速さを追求していきます。